【ダーツプロ】どっちにしよう？所属団体を選ぶ11のヒント〜PERFECT編〜

PERFECT？それともJAPAN？どっちのプロ団体がいいの？

ソフトダーツのプロ団体は、PERFECTとJAPANの2つ。

プロを目指すのであれば、どちらの団体に所属するのか決めて、プロテストを受けます。

以前、浅野プロにJAPANを受けた理由や、所属団体を選んだきっかけや魅力など…。

ダーツプロ団体を決める決め手やヒントになる情報を教えていただきました。

【ダーツプロ】どっちにしよう？所属団体を選ぶ11のヒント〜JAPAN編〜

ということで、今週はPERFECT編！“〜PERFECT所属の那須プロが11のヒントをお届けします〜”

PERFECTの魅力や決め手など、今悩んでいる方のヒントになると幸いです

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ダーツプロ団体”PERFECT”は一般社団法人PERFECT運営のプロトーナメントです”

スクショ引用：PERFECT公式

PERFECTは、JAPANのように特別協賛で開催されているのではなく、PERFECTが直接運営している大会です。

最初にソフトプロダーツトーナメントが開催されたのは2007年。

今日に至るまでプロダーツプレーヤーは増え続け、約2,000人のプロ選手が所属している大きな団体です。

JAPAN同様、翌日には一般大会も開催されることが多く、2日連続で楽しめます。

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なぜPERFECTにしたの？現役ダーツプロ選手に聞いてみた

WMプロダクションでは、那須陽平プロがPERFECTに所属しております。

PERFECTとJAPANの2択で、なぜPERFECTを選んだのか？

PERFECTの特徴や魅力、選んだ決め手になるヒントなどを詳しく聞いてみましょう。

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【その1】ダーツプロライセンスを取得するのににかかる費用はいくら？

A:受講料は10,000円。一律で同じ料金です。

PERFECTのプロ試験受験料は、実技試験5,000円、筆記試験5,000円の合わせて10,000円の費用がかかります。

試験会場は全国各地で開催されていますが、日にちと場所があらかじめ指定されている点がJAPANと違いです。

もし実技か筆記どちらかを落としてしまった場合、5,000円の追加料金を支払うと、合格してない受験項目のみ再受験できます。

受験後1年間は合格として有効なので、早めに再受験しましょう。

ちなみに、僕が住んでいる宮崎県では試験の開催がありません。

一番近い受験会場は福岡県です。試験料金とは別に交通費も必要でした。

全国各県で年に1度の頻度で良いので、試験が開催されると地方のプレイヤーさんたちも助かるのになぁと思っています。

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【その2】PERFECTの特徴（試合数や場所、賞金やルールなど）

A:年間30試合近くの試合が多く入賞チャンスがたくさんある

PERFECTの特徴は、試合数が多いことです。

年間に30試合近くのトーナメントが全国で開催されるので、入賞するチャンスがたくさんあります。

JAPANの場合、都市部をメインに開催されますが、PRFECTは地方会場でも試合があるため出場チャンスがたくさんあるのです！

九州エリアでも福岡以外に熊本大会もあり、以前1度だけ宮崎でも開催されました！

またPERFECTの試合ルールは、01がセパレートブルのみというのも大きな特徴でしょう。

JAPANの試合は、セパレートブル/ファットブルを、ステージに応じて競技ルールが変化します。

またマスターアウトでなくダブルアウトという点もJAPANとは違う点です。

PERFECTは、ハードダーツを意識したゲームフォーマットになっていることも特徴の1つです。

賞金は年間総合ランキング1〜32位まで、トーナメントは33位まで獲得できます。（PT100は17位まで）

試合のグレード（PT100〜300）によって出場ポイントや賞金額に変動するのも特徴です。

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【その3】PERFECTを選んだ決め手

A：ダーツを始めてからPHOENIXが身近だったから

初めてダーツをプレイした機械がフェニックスだったので、僕の中ではダーツ＝フェニックスでした。

当初はプロになることを考えてませんでしたが、プロダーツの試合を動画投稿サイトで見るときは
いつもPERFECTの試合を見ていました。

• 地域性もあって、自分の住む九州ではフェニックスの筐体を設置している店舗が多い
• 周囲の人でプロライセンスを取得している人が、PERFECTに所属選手が多い
• 九州エリアでも4試合開催される

という点もPERFECTを選んだ決め手です。

僕は浅野プロのように、多方面の試合に参加するのではなく九州エリアのみスポット参戦しているため、
九州でたくさん試合が開催されるのはかなり魅力的に感じています。

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【その4】ダーツプロライセンス年間更新料や試合のエントリーフィーいくら？

A：試合参戦数で変動します

JAPANの場合、試合参加数に限らず一律料金ですが、PERFECTの場合出場試合数によって年間更新料が変動するシステムになっています。

• 全戦参戦→30,000円
• 0〜4試合出場→10,000円
• 追加で4試合出場→20,000円

僕のように、ダーツのプロと本職両立している人や全戦参加が厳しい人にとってはとてもありがたいシステムです。

出場試合エントリーフィー（施設使用料）は、開催トーナメントのグレードによって変動します。

PERFECTは試合グレードが3種類（PT100・200・300）設定されていて、賞金額も大きく違いがあるのが特徴です。

• PT300→20,000円
• PT200→15,000円
• PT100→12,000円

賞金総額に応じて施設利用料も変動するため、参加する大会のグレードをチェックしましょう。

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【その5】更新料の払い方（カード・コンビニ・振込など）

A：銀行振り込みのみ

更新料や施設利用料は、指定された銀行口座に期日までに銀行振り込みをします。

指定期日までに振り込みが完了していないと、試合に出場できなかったり警告がついてしまったりなど、ペナルティがつくことも…！

現段階では、コンビニ振り込みやカード決済には対応していないようです。

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【その6】PERFECTに所属する特典

A：認定書とプロ専用のフェニカ支給

大きな特典は特にないのですが、強いていうならプロ専用のフェニカが支給されます。

黒背景で赤字のデザインでかっこいい！2019年以降より、合格者にはPERFECTプロ認定書も発行されるようになりました。

ちなみに、フェニカは試合当日のエントリー時に必ず必要です。

ちなみに僕は1度無くして再発行してもらいました。（2回目以降は3,000円の再発行料がかかります）

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【その7】PERFECTプロから見たPERFECTの魅力

A:プロ試験の敷居が比較的低い

PERFECTはJAPANと違い、プロ試験の敷居が低いと感じています。

プロテストの試験項目が、JAPANよりはカジュアルかな？と個人的には思っています。

その点も考慮して、PERFECTに所属している人はJAPANよりも在籍人数が多いのではないかと感じていますが、実際にどうだろう？

以前、旅行で立ち寄ったダーツバ－で知り合った人が、実はPERFECTの試合で対戦したことがある人だったんです。

僕もお相手の方も、まだ駆け出しのころで「あのときは・・・！」みたいな話で盛り上がった事を覚えています。

試験のカジュアルさ、試合数やスポット参戦など選択肢の幅広さは、PERFECTならではの魅力ですね。

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【その8】JAPANプロから見たPERFECTの魅力

A:試合フォーマット豊富さと予選突破の可能性

PERFECTはJAPANのように”ベスト16に残れば次試合の予選が免除される”といった制度がありません。

トッププロの方も同じように予選に参加されます。

強敵が予選に参戦しないから、ロビン通過の可能性が高まる！

一方で勝ち抜けば試合をベスト16決定戦から参戦出来るというのは魅力的ですね。

また、ファットブルの試合があるのもいいなと思っています。

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【その9】こんな人はPERFECTがおすすめ！と思う点

A：全部ではなく厳選してスポット参戦したい方

やはりスポットで参戦する予定の人はPERFECTがいいのかなぁと思います。

年間更新料も節約できまるし、地方のプレイヤーさんや仕事と両立している人にとってはPERFECTが所属しやすいのかなぁとも感じていますね。

僕自身今の選択でよかったと思っていますし、これからも頑張っていく予定です！

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【その10】ダーツのユニフォームってどこで頼んでる？指定の会社があるの？

A：JAPAN同様、指定はなくユニフォーム規定に違反していなければOK!

今はGSDさんで頼んでいますが、プロになりたてのころはユニクロさんの無地の開襟シャツにワッペンをつけて参戦していました。

ユニフォーム規定に沿って作成すれば、問題なく出場できます。

• 著作権にふれるもの
• 公序良俗に反する様なデザイン

など、NGなデザインもありますので、規定の範囲内で自分らしさを表現したユニフォームを用意しましょう。

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【その11】これからPERFECTを受けようと思っている人へのアドバイス

A：ただ試合するためにプロになるのではなく、社会貢献もできるPERFECTプロを目指してみてください

PERFECTのプロ試験自体はしっかりと練習と勉強をすれば取得できます。

• まだプロで活躍する実力がないから
• どうせ勝てない

ついネガティブな事を考えて、ダーツのプロライセンス取得に対して敬遠してしまう人もいるのではないでしょうか？

PERFECTの理念に「PERFECTに所属しダーツ界の発展に寄与する事」「地域社会に貢献すること」と明記されています。

”ダーツで勝つことがプロに求められる事ではなく、自分の事を応援してくれるファンを多く獲得する事が一番である”

PERFECTの永田理事はおっしゃっていました。

一緒にPERFECTに所属して試合をするのはもちろんです。

大事なのは前向きな気持ちだと僕は思います。

ダーツを通じて、一緒に社会貢献活動ができるプレーヤーを目指しましょう。

【フェニックス】ダーツライブにはない魅力をPERFECTプロが語ります！

ダーツプロになる準備はできた？PERFECTプロテストは全国各地で実施しています

日程は指定されていますが、JAPAN同様プロテストは全国各地で開催されています。

試験項目で何が必要なのか？筆記試験はどういうものなのか？

WMプロダクションでも以前にとりあげているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

【PERFECT】プロテストにも出る見落としがちな競技規定をご紹介

それぞれの団体にはたくさんの魅力があります。

みなさんが思い描くダーツプロ選手像の理念や現実的な活動を加味しながら、選択してみてくださいね！

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