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レーティング向上のヒント!ダーツ練習で意識する項目を聞きました
普段ダーツを練習するとき、どんなことを意識していますか?
ゲーム内容はもちろんグリップ・飛び・角度など、気になることは人それぞれだと思います。
- 次のレーティングになかなか上がらない
- 何気なく投げているから、自分の問題点がわからない
- スローイメージがイマイチ掴めない
- 憧れのプロや投げ方が似ている人の真似をするけど感覚がわからない
なんて人もいるのではないでしょうか?
ということで、今週はWMプロダクションの那須プロ&浅野プロに普段の練習で意識しているスローイメージや、確認している内容を詳しく聞いてみました!
スイカ
そう言われてみれば、私なぁーんも考えてないや(笑)あはは(笑)enjoy勢は悩みがない!(笑)
エレン
Suikaは考えなさすぎなのよ。上達しよう!よりも、ダーツが好きなだけだからできる能天気さね。
それがスイカさんの持ち味でもありますけどね…(笑)毎日の練習は適当に投げているのではなく、投げ方の確認作業のポイントや
アフターケア方法のアイデアだと思って読んでいただければ^^誰かのプラスになれば嬉しい所存です。
浅野プロ
”これが正解!”ではありません。あくまでも、我々が普段気にしている確認作業でございます!
迷っている人の気づきやきっかけになれば嬉しいですな。
那須プロ
【フライト】代表的種類は5つ!ダーツ初心者向けおすすめな選び方
那須プロ&浅野プロがダーツ練習で気にしていることは10項目
たくさんのチェックポイントがある中で、2人が特に気にしている点は10項目。
毎回同じように投げられる、そして自分のフォームの正確性を上げるために欠かせないんですって!
合う・合わないは人それぞれですが、伸び悩んでいる人の参考になればと思います。
スイカ
ダーツ初心者さんよりもダーツフォームが大体固定されてきた方!特にダーツライブレーティングBフライト以上の方は次のフライトに行けるヒントが隠されてるかも!?自分はどうか?当てはめてみてくださいね♪
エレン
もちろん、フォームも気になるわ?私はダーツを投げているときのファッションがniceかどうかをすごく気にしているわね。スカーフのなびく感じとか、スカートのラインとかも気になるわ♡
わかるぅ〜!大事よねぇ。(ポリポリ)
那須プロ
はいダウト!ぜってぇわかってない!返事適当!
浅野プロ
【その1】ダーツを投げる親指の抜け位置を確認
那須プロのグリップは、左上に抜け位置があるフォーム!
そのため、人差し指発進になると左に押されるため、左に飛んでしまうそうです。
少しでも抑制するには、いかに親指発進にした投げ方ができるか?かポイントなんだとか。
親指から発進すると、親指と人差し指の角度が、親指を中心に30度の角度でフォロースルーができる…
(ダーツの調子が良いときのグリップを確認すると、30度の指でフォローができているんですって!)
それ以来、30度で親指発進できているか?のチェックや、抜け位置確認は欠かさないそうです。
さらに親指でテイクバックをするため、親指は90度で発進しなければならない!だからこそ、投げる→確認を意識しているのです。
スイカ
でました!おなすちゃんの理論的ダーツ!!!
浅野プロ
おなすって、完全にインスピレーションタイプなのにこういう所はめちゃくちゃ細かいよな…。
おなちゅも一応頭ぐるぐる回転させながら投げているのです!
那須プロ
【その2】肘のラインの確認
那須プロのフォームの特徴!ダーツを投げる軸腕のラインが、親指・腕の2つが真っ直ぐ90度になる必要があるそうです。
ということは、ダーツを投げる時、親指側の腕が90度で引けるのかどうか?が鍵を握ります。
そのため、グリップを意識をしながらラインを合わせるように、心がけて投げているそうです。
さらに、肩を中心に親指・肩甲骨の動きが連動すると、ナイススローに繋がるのだとか!
エレン
確かに。Youheiが真面目に言うとちょっと微妙だけど、なるほどってなるのよね。
スイカ
エレンちゃん?おなすちゃんはうちの即戦力よ?エレンちゃんまだおなすちゃんに勝ったことないでしょ?
エレンたん、まだまだね♡
那須プロ
きいぃぃぃぃぃぃぃぃいぃぃぃぃぃ!!!見てなさい!!!
エレン
浅野プロ
ダッ…ダーツは適当に投げて運良くブルに入るのではなく、ちゃんと根拠と理論があるのです!奥深いスポーツですね。(汗)
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【その3】”丁寧に投げる”の根拠と理論を意識する
みなさんは”丁寧に投げる”の意味って考えたことってありますか?
那須プロ曰く、丁寧に投げるダーツとは、一本一本大事に投げるという事ではないのだとか。
セットからテイクバックに移り、飛ばすべきラインに乗るように手を出せることこそ、丁寧に投げるダーツだそうです。
速さはゆっくりではない。リリースポイントを目標に向かって、腕をふる。肘が上がるけれど、それでOK!
肘が上がらない=支点に振り抜いてダーツが垂れるというころ。
なので調子が悪いときは、リリースの早さに意識が集中しているため、肘の位置が変わらないそうです。
肘を中心に円を動かし、円周が高くなった状態でダーツを離さないと、うまく飛ばせない。
那須プロは肘支点で中心が上にあがり、高い打点でダーツを放せる”丁寧な投げ方”ができるように意識しているそうです。
浅野プロ
わかる。丁寧に投げるって、心理的要素じゃなくてダーツを飛ばすプロセスにおける丁寧さであって、(ブツブツ…)
那須プロ
みっち〜!さすが!そうなのな〜!おなちゅが思うにね?ダーツの丁寧さっていうのは、まず飛ばす距離とスピード数値が仮に(ブツブツ…)
・・・(5分経ったね…。エレンちゃん、お紅茶おかわりいかが…?)
スイカ
・・・(…いただくわ。ここは黙っておきましょう。)
エレン
【その4】セットアップイメージを具体化する
那須プロがイメージしているセットアップは、理想とされる位置よりも、やや高めがベスト!
具体的な位置は、セットアップしたときに親指の関節がブルにくるぐらいなんだとか。
”これだ!”と思っている那須プロのセットアップ位置イメージができているため、うまくブルに入らない時は修正しやすいのです。
スイカ
いやおなすちゃんのブル精度めちゃくちゃ上がったと思う。前回のWMカップを見ていて思った
浅野プロ
正直、お那須のダーツスキル上がってきて、俺若干焦ってる。クリア項目とか以前にメンタル強化ができてるから
最近脅威だもん。
1人でダーツを練習するときは確認作業に徹する!まだまだ!これからも強化してきすわよん。
那須プロ
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【その5】ダールのグリップや圧・矢角などを詳細に確認
浅野プロは、ブルをターゲットとした場合のスローイメージをとても細かく確認しているそうです。
グリップの仕方にブレはないか?投げる間の感覚に集中するのだとか。
浅野プロのグリップは、親指と人差し指を基点にし、薬指を添えて矢角を安定させるスタイル。
グリップ圧は、指全てに同じ配分を当てるイメージでかけているそうです。
1つでも崩れると、ブルに入らないので、特に意識しているのだとか。
那須プロ
みっちーは割とチップに指が触れるグリップをしてるのよねん!
エレン
理屈型プレーヤーでも、やっぱり感覚とフィーリングは意識してるのね。
ズレはないか?圧はイメージしている通りか?矢角は?など、セットアップしてからの短い期間でパッと確認する癖をつけていますね。お那須ほどフィーリング重視でがありませんが、ある程度大事にしています。
浅野プロ
【その6】腕の投げ下ろしをブルより上からできてるかを確認
浅野プロの身長は188cm。靴や靴下などを履くと約190cm。以前、高身長の浅野プロが投げている時に意識していることを
特集させていただきました。
そんな浅野プロが身長を生かして、無駄を省くために行き着いたのが腕の投げ下ろし方を工夫する!
ブルより上から腕が振れているのか?ダーツはしっかり投げ切れているか?を確認しているそうです。
ダーツの失速を防ぐためでもありますが、「力むのではなくボードの1歩奥に飛ばす感覚を大切に飛ばしているんですって。
スイカ
そういえば昔「ブルじゃなくて、ブルを貫通させるイメージで投げてます」って言ってたね。
浅野プロ
そうなんです。下から見上げるのではなく上から振り下ろすイメージが強いので、大事にしてます!
みっちーでかいもんな〜。3人並ぶと高低差すごいもんな〜
那須プロ
【その7】目→セットアップ位置→ブルで緩やかな落下軌道をイメージする
浅野プロは、自分が飛ばしやすい理想の位置にセットできているのかと同じくらい、ダーツを飛ばすイメージを大切にしているそうです。
物理的に自分がダーツを投げやすい&飛ばしやすいフォームを身につけるのも大事ですが、
自分がイメージした通りに飛ばせているか?にもこだわっているのだとか。
なんとなくのイメージではなく、目線・セットアップ・軌道など、細かい部分も気にかけながら投げているそうです。
浅野プロ
自分がどう飛ばしたいのか?じゃあ理想通りに飛ばすにはどのようなフォームやセットが必要なのか?実現するためにはイメージ作りって本当に大切だと思います。
那須プロ
理論100%だけじゃ、やっぱりダーツって思うように飛ばせないからね。
理論派・フィーリング派でスタンスは真逆だけど、うまく共存しているのよね。この2人。
スイカ
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【その8】右足から頭、セットアップの縦軸をブラさない
浅野プロは、ダーツをきれいに飛ばすためにも、体をいかに安定させるか?も意識しているそうです。
重心固定をするために軸足側の骨盤を入れ込み、棒立ちでスローしながら徐々に軸足に重心をかけていく。
この過程を掴むと「これだ!」と思う場所にカチッと入るのだとか。
浅野プロ曰く、棒立ちの方が視野を広く持てるイメージがある!
そして肩、肘の確認をしながら重心と一緒に視点をブルに移していくのがベストな投げ方なんですって。
那須プロ
みっちーはかなりイメージを具体化させて実際に落とし込んでいるからすごいのよねん。
ただこのスタイルはいきすぎると、前のめりになりやすいから、意識して微調整が必要なんだけどね(笑)
浅野プロ
【その9】飛びの安定性を確認し投げ分けを強化
浅野プロは元高校球児!実は肘を負傷し手術してるので、腕がまっすぐ伸びないそうです。
そのため肘は、やや開き気味のセットアップがベース。まっすぐ腕を振るよりも、まっすぐ飛ばすことに意識して注意しています。
また、ブル以外のナンバーを狙うときの投げ分け方の確認も同時にするのだとか。
スローイメージの応用で、肩から狙う位置に合わせるのがポイント!
この時も、ベースのイメージは崩さないように意識しているそうです。
エレン
肘を壊しておきながらも、ダーツに目覚めるあたりすごいわよね。
スイカ
みっちードMなんだよ、きっと。残念だったね、おなすちゃん。
あら、おなちゅドMのみっちーもちゅきよ。確かにスイカちゃんに叱られて嬉しそうだもんね。
那須プロ
ねぇ!!!俺のイメージ!(ちなみにスイカさんに叱られてるときは、ピシッてなります…。言われていることがど正論かつ図星すぎて何もいえない&よっぽどひどくないと指摘されないので…)
浅野プロ
【その10】マッサージやストレッチなどアフターケアを
これはダーツの練習意識というよりも、前後の準備運動として意識していることだそうです。
肘を故障しているため、ダーツを練習する前後のメンテナンスを大切に!
投げる前後は、腕・肘をストレッチし筋肉をほぐしてマッサージ。
帰宅後お風呂に入るときは、温水と冷水を交互に腕にかけて交代浴するのだとか。
基本的に1回の練習は3時間程度ですが、腕の疲労度によっては加えてアイシングしたりもするそうです。
スイカ
これ結構大事だよね!ダーツってスポーツだからメンテナンスしたほうがいいのだけれど、あまり意識していない人もいるかも!私は投げる前に手をグーパーしたり回したり、手をつまんでふにふにしたりする♪あと、毎朝起きてから足首体操とかしてから起きます〜♪
エレン
Suikaが朝全然起きてこないのはこれね。30分は動かないもの!そして朝が弱すぎる!
スイカちゃん、旅×ダーツのときも部屋に入ったらもう一切出てこない&誰にも邪魔されたくないから部屋番号を教えないのよね〜。
那須プロ
そう!それ!本当スイカさん絶対部屋番号教えてくれないの!集合時間ギリギリまでロビーに降りてこないし!携帯も見ないから、起きてるのかどうかわかんないから、Twitterの稼働を確認して判断してる!(笑)
浅野プロ
まとめ:ダーツの練習は確認作業!自分のベストを見つけよう
何気なく投げているように感じるダーツですが、とっても奥が深いスポーツです。
セッティングの調整やバレルやフライトとの相性確認も大切ですが、自分の投げ方やスタイルを確認してみましょう。
うまく入ったときはどんな感触だったのか?手首の位置は?セッティングは?重心は?
”1度にたくさんチェックするのは難しい!”という人も、まずは1つずつ意識しましょう。
意識し確認する癖をつけると、自分が気づかなかった一面がみえてくるかもしれませんよ♪
スイカ
鏡の前に立った時に構えるだけでも違うかも!?自分の立ち姿を客観的に見て、投げ方を意識してみてくださいね♪
エレン
レーティング向上のヒントになると嬉しいわ♡
投げる時に意識しながら投げるうちに、自分の課題点が見つかる&更なる向上のヒントが見つかるかもしれませんよ!
那須プロ
今の課題はリリースの安定化、”スタッツの上を打つ<下を打たず安定したダーツが投げられるか”ですね。日々自問自答の繰り返しです!
浅野プロ
自分の経験談ですが確かにグリップ圧をほんの少し緩めてから失投は減りましたね
スイカです^^たくちぁんホーム変わりましたよね!
スイカも最近ハード投げるようになって、試合にでるって分かってから1つずつ確認しながら探りつつ投げるようになりました!!!日々進歩ですね!