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ダーツに身長は関係ない!背が低くても高くてもうまくなれるスポーツです
WMプロダクションには2人のダーツプロ選手が在籍しております。
宮崎県を拠点とし九州エリアの大会をメインに出場しているPERFECT所属、那須陽平プロ。
【ダーツプロ取材】ダーツも看護師も自分らしく(PERFECT所属那須陽平)
山形県を拠点とし東北〜関東エリアの大会をメインに出場しているJAPAN所属、浅野充照プロ。
【ダーツプロ取材】今度は納得の行くプレイを(JAPAN所属浅野充照)
とても個性豊かなお2人。その1つとして浅野プロの身長を外しては語れません!
浅野プロの身長は188cmあります。(正確に言うと188.5cm)同世代の男性平均身長よりも約20cm高いのです。

つまり靴下・靴を装着すると、約190cmの高身長プレーヤー!
以前、WMプロダクションのブログでは、背が低い153cmのダーツ女子ならではの悩みを特集をしました。
【低身長】153cmの私がダーツを投げるとき意識している6つのこと
ということで今週は背が高い、浅野プロがこれまで感じてきたダーツの悩み・対策法を聞いてみましょう♪
スイカ
ちょっとしたコツやきっかけをつかめば、自分がイメージしていた通りに入りやすくなるよ♪
那須プロ
ダーツのうまい・下手に身長は関係ないけれど、プレイスタイルに悩みはつきものよね〜
背が高いダーツプレイヤーさんのお役に立てればと思います!
浅野プロ
身長が高いダーツプロプレーヤーが苦戦した2つの悩みと対策法

浅野プロは身長が高いプロダーツプレーヤー。現在のダーツライブレーティングは16のSAクラスです。
かといって初めからこんなにうまかったわけではありません。
当然CフライトやBフライト時期を経験しています。
そんな浅野プロが悩んできた2つの悩みを聞いてみましょう!
みっちーいつから背が伸びはじめたのかしら?
那須プロ
浅野プロ
子どもの頃はキャラクターの服は着れず、ランドセルは背負えない。今でも服や靴のサイズがなくて困っている…。(俺が着れる服はどこ。)
スイカ
仕事で仙台・山形エリアに頻繁に行くので、食事をご一緒させていただくんですけれども。歩いていても横にいても、スイカの視界からは浅野プロは確認できないのよね〜。いっつも上から声がするし。
(スイカさん?背の高さだけじゃなくて、すぐどっか寄り道する&急に歩く方向を変えるから、見失っていることにいい加減に気づいていただきたい…)
浅野プロ
悩みその1:「身長が高い=有利」と言われるがそんなことは全くない
ダーツをしている上で必ず言われるセリフ。「背が高いから、ダーツ有利だよね〜」。
声を大にしてい言いたいです。いいえ、そんなことはございません。
ダーツの上手い・下手に身長は関係ないからです。背が低くても高くても、ダーツは練習しなければうまくならない!
スイカ
見た目で判断するの、だめ!絶対!
那須プロ
そうよ!お那須は男なのよ!
(お那須の場合、見た目とかじゃなくて口調の問題なんだけどなぁ…)
浅野プロ
対策→身長の高さを武器にした投げ方を研究した
身長が高いのは、もうどうしようもないのです。体重の増減はコントロールできても、身長の高さはコントロールできない!じゃあどうするか?
高身長を武器にする。投げ方・セッティングを研究したんです。
背の高さはダーツプレイヤーとして何が武器なのか?僕はダーツを飛ばすことじゃないかな?と思いました。
比較的スピード感・イメージする飛し方を表現しやすかったので、実際に投げる練習はもちろんしていました。
イメトレにも力を入れて、体に落とし込むことも強化。
背の高さが同じくらいのプロを探して、とにかく動画を見まくる!
フォーム・ユーミング・リリースするタイミング…めちゃくちゃ研究しました。
動画をみて研究してはトライして…この繰返し!
今の身長を生かした飛ばしやすい方法を時間をかけて見つけ出し、今に至ります。
ちなみにセッティングは、もう5年ほど変えていません。
これが僕のベストだ!と思うところまで研究しました。
【バレル】ダーツプロに歴代バレルの種類・選び方を聞いてみました
スイカ
お那須ちゃんはフィーリング系プロだけど、みっちーは理論系プロだもんね。
そうなのよ。みっちーは理屈っぽいのよねぇ。でも一途なところはすっごく好きよ。
那須プロ
ディスってんのか褒めてんのかどっちだよ。
浅野プロ
悩みその2:ブルから上のエリアと下のエリアの精度がバラバラ
ダーツボードに必要ない数字はありません。01は綺麗な数字で上がれるように計算しながらプレイします。
プロ=100%狙ったナンバーに入るとは限りません!当然外すことだってあります。
ブルを狙って投げていても、20・11・3に入ったり…。
特にブルより下のエリアの精度が悪いんです。
“イメージしていた数字で仕上がらない=綺麗に上がれるように修正し直して投げる”ので・す・が!
下のエリアにあるナンバーが必要なとき、うまくいかなくて01の戦略を立てるのに苦戦しました。
クリケも同様。
ブルより下のナンバーが苦手=19・17・16・15の精度が悪い。
クリケナンバーが半分苦手なのは壊滅的でした…。
スイカ
背が低いスイカが17は得意で20・18が苦手なのと同じなのかも!
浅野プロ
背の低い・高いは関係ないけれど、目線の高さの違いによってナンバーが狙いにくいのは否めないです。
目線を大きく変化させるのが苦手なプレーヤーさんは、確かに多いかもしれませんね。
那須プロ
対策→攻略法は後回し!苦手意識をクリアにするために数字を定めてひたすら投げる
ダーツはメンタルスポーツ!いくらスキルを身につけたって、メンタル強化できていないとブレる。
なので”ブルから下のエリアが苦手”って思っている段階で、僕はもう試合に負けます。
苦手って思いながらダーツを投げてる時点で負けなんです。
僕は、苦手意識をクリアすることに徹底しました。
19が苦手ならカウントアップはブルではなく19。
もうずーっとです。納得いくまで19を潰す。
とにかく回数をこなしました。
戦略以前の問題で、下のナンバーに自信を持てるよう、ひたすら投げたんです。
苦手意識をなくして、ナンバーを自分のものにしてから、クリケットに初めて足を踏み入れる!
苦手意識がクリアになった自分は、全てのナンバーが武器になります!
最終的に01・クリケットのレーティング向上につながって、今があると思いますね。
投げ方が変かも?とか余計なことは考えません。じっくり、ただ投げ込む。
そのうちに自分なりの答え・考え直すきっかけが出てくるんです。
投げこむ過程で見つけた、ダーツの投げ方をインプット。自分のものにした結果こそ、今のスキルじゃないかと思っています。
【バレル】今更聞けない!カットの種類や特徴とメリット・デメリットを知ろう
浅野プロ
ちなみに01のスタッツがBフラになるまでクリケットはほとんどやりませんでした。
那須プロ
すっごいイメージできる!みっちーが無言で投げ込む姿!
話しかけたらだめなやつ!ネットカフェの修行僧!半端ない!!
スイカ
プロになった今でも全体の精度が一緒とは言い切れない
今のスタッツ・レーティングになるまでに、とにかく練習をする&自分と向き合うことに徹しました。
スキルが付いたら高みを目指して、強い人に勝負を挑む日々。
プロになったからと言って、全体的な精度が一緒か?と問われると答えはNOです。
あの頃と比べると、もちろん自信を持ってうまくなったと言える!
でも20や18に比べて、下のエリアのナンバーの精度は今でも低いと自分で認識しています。
これでは、大会で結果を残せない…。だから毎日練習するんです。全体の精度をあげるためにも。
今のスキルに満足なんてしていません。
毎月1回実施される団体内審査(WMカップ)で那須プロに負けることもあります。
WMカップは我々にとって公式戦。毎回緊張感がすごい。けど、クリアした時の喜びは人一倍。
でも、クリア数が低ければロビン落ちなのです。
MAXハンデをつけてスイカさんと対戦して、クリケに負けたこともあります。
今のスキルをつけたからといって、ずっと安定するわけではない。だから日々の練習が大事なのです。
スイカ
私も勝つために、浅野プロのクリケ戦略研究したもん。ハンデありといえども勝ちは勝ち!これはかなり自信になった!
勝つために練習するのも大事だし、相手の戦略を読むのも大事よね。
那須プロ
浅野プロ
相当悔しかったです…本当に。人に読まれない戦略を立てるのも課題ですね…
まとめ:背の高い・低いは関係ない!コツと戦略を自分のものにしよう
”プロになった今でも、全体の精度は均一ではない”と語る浅野プロ。
背が低くても高くても、ダーツはうまくなれます。
ダーツのスキル向上は、まず己のコンプレックスをなくすことから!
そのためには何が必要なのか?自己分析をしてみましょう。
那須プロ
自分がうまく投げられないことを物や環境のせいにしていたらいつまでたてもうまくなりません!
スイカ
メンタルスポーツでもあるから、自分を見つめることってとっても大事
スキル・メンタル・モチベーション。どれか欠けてもダメなんですよね
浅野プロ