
❇︎menu❇︎
ただ投げるのはもう卒業!ダーツのアップ内容を意識してみよう
【家庭用】家で練習したい人必見:ダーツボードを設置しよう!種類やおすすめを那須が解説します
どんなにダーツがうまい人でも、いきなりお店に行ってすぐに試合をする人はいません。ダーツを始める前にはまず「アップ」をすると思います。
アップの仕方に正解なんてありません。投げ方の感覚を再認識したり今日のコンディションを確認したり、人それぞれ!しかし!そんなこと言われましても、ダーツ初心者にとっては
- とりあえずカウントアップをなんとなくやっている
- ブルを狙うことしか考えていない
- 調子が良いも悪いかもわかんない!(笑)
- アップをはじめてなんとなく安定するまでに1時間以上かかる
こんなことを思ったことはありませんか?アップのやり方は100人いたら100通りあります。
ただ投げるだけではなく、視点を変えてアップしてみるともっと中身の濃い楽しいダーツができると思います。
「これをやったらダーツがうまくなる!」ではなく、カウントアップをとりあえず投げているダーツ初心者さんにこんなことを意識してみるといいかも♪というカジュアルな感じでとらえてくださいね^^
練習メニュー参考:【那須&浅野チャレンジ】第1回WMカップ結果発表
那須プロ
僕はアップに比較的時間をかけて、自分に問いかけながらコンディションをチェックしています。
スイカもただブルに投げるアップを卒業したのはつい最近!違ったダーツの一面が見えてきていままで以上にもっと楽しくなってきています♪
スイカ
ダーツ初心者でもできる!アップで意識したいの4つのこと
「ただなんとなくカウントアップを数回こなして、ダーツをプレイし始める」こんな人も多いのではないでしょうか?ダーツは運良く入るスポーツではなく、フォーム・セッティング・メンタルに左右されます。
ブルに入る・入らないだけで自分のコンディションを見極めるのではなく、アップの内容全体で判断できると◎!
ただ投げるだけではなく、アップの段階でこんなことを意識してみましょう。
その1:腕をまっすぐのばして飛ばせているか

腕をまっすぐ伸ばすのはダーツを投げる上で基本中の基本!アップをしているときに狙っている場所にダーツが入らないときは最後までまっすぐ伸ばしていないのも理由の1つです。
アップの段階で腕をまっすぐ伸ばすことを意識していると、ゲーム中も自然と腕をピンを最後まで伸ばせるようになります。
スイカ
スイカは狙っている場所に指をさすようなイメージでダーツを投げています!
その2:上半身・下半身の固定を意識して投げられているか
ダーツは腕の曲げ伸ばしだけと思うかもしれないのですが、実は上半身・下半身の固定・そして重心移動が重要なのです。まずはフラフラしないように下半身をどっしりと固定しましょう。
下半身がブレると狙った場所がずれてうまく飛んでいかないからです。しかし間違えないで欲しいのは「全く動かないのではない」ということです。
ポイントは、足の裏全体を使って固定した上でダーツを投げるときに重心をスライドさせる!ひよっこプレイヤースイカはこの意味がよくわかっていなかったのですが、最近わかった感覚。それは
ダーツを投げるときに足全体で体を固定して、投げる時に右足を踏み込んで下半身の力を加えて投げる!
ダーツを投げる上でフォームは大事なのですが、いかに効率よくパワーを伝えるか?腕に負担をかけないかも大事なのかな?と思います。
スイカ
これはダーツを投げなくても家・電車移動中などに少し意識してイメトレしはじめたら、コツを掴めました^^まだまだブレが多いですけどね!笑
その3:重心をかけすぎて身体の変な場所に力が入っていないか

ダーツのスタンスの割合は8:2や9:1など、自分が投げやすい割合があると思います。でも意識をしすぎて脚・腰・腕に変な力が入って痛くなっていませんか?
ダーツは力を抜いてリラックス♪昔はよく筋肉痛になっていましたが、今では2〜3時間投げても痛くならない!
投げている時に「脚が痛いなー」と思ったら「はっ!!力んでいる!」感じる目安にもなりますよ^^
その4:リズムよく投げることを意識しすぎて構えが雑になっていないか
ダーツの試合では、1ラウンド30秒以内で3本投げるのがルール。「30秒以内投げないと!」「1本目がいい感覚で入ったからこのテンポでリズムよく投げよう!」と思うのもわかります。
でも、だからといって「リズムよく投げる=雑になる」はNG!リズムよくしっくりくる構えとフォームで投げるのが大事なのです。
フォームや構えが雑になりながらリズムよく投げるのではなく、1本1本丁寧に投げましょう。
スイカ
30秒ってすぐって思うかもしれないけど、実際投げている時間って30秒未満!動画でフォームをチェックして録画している人は秒数を気にしてみてください^^焦らない。これが大事!
アップの時間は自分の中で大体の目安を設けよう
ダーツのアップの仕方は人それぞれですが、ダラダラ投げるのではなくある程度の目標・目安を設けて投げてみましょう。
- カウントアップ500点を何回出す
- クリケットのスタッツを〇〇以上を目標にする
- ボード下のナンバーを集中して投げる
- トリプルの精度をあげる
ただなんとなくダーツを投げるのではなく、カウントアップを数回投げてみてその日のコンディションを把握。
その上で「このナンバーに入りにくいな。もう少し腕を上にセットしてみよう。もう少し下かな?」「グリップを少しだけ緩めてみよう。あ、ちょっと投げやすい。じゃぁこのくらい力を入れてみよう。あ、入れすぎだ」
など微調整をしてみると自分のスタイルが確率しやすいですよ^^
スイカ
スイカもフォーム迷子になったりブルが外出したり(え?)するときはよう実践しています!客観的に自分をみることって大事だと思う!
ダーツ初心者におすすめ!アップ(練習)メニュー
- ダーツのアップの仕方にこれといったルールがない
- ブルを狙う以外の練習を取り入れたい
- カウントアップ以外におすすめのダーツ練習法ってある?
ダーツ初心者さんがアップする時に意識しておきたい項目を踏まえた上で、アップをしてみましょう。
アップに正解・不正解はない!しかしただダラダラ投げるのはもったいないので、特にメニューがない人はよかったら参考にしてみてくださいね^^
スイカ
この流れはスイカも実際やってます^^よかったら一緒にやりましょ♪
その1:カウントアップを3〜5回投げてブルに入るフォームや投げ方を認識する
やっぱり基本はカウントアップかな?と思います。ブルを目掛けて投げられれば、他のナンバーもいける!←
まずはその日のコンディションをチェックする意味も込めてカウントアップを3〜5回投げます。投げすぎないで3〜5回で「ブルに入らないな」「グルーピングは悪くない」「力んでないかな?」「腕をしっかり伸ばす!」など考えながら^^ダーツと自分を観察しています。
その2:クリケットカウントアップを3回投げて各ナンバーの調子を見る
クリケットカウントアップで狙ったナンバーがうまく入るか?をチェックします。
- 20・18の上側のナンバーは入るか?
- 15・16・17・19のナンバーは入るか?
- 15・16どっちが入りにくいか
クリケットカウントアップは3回と決めて冷静に観察します。だらだら投げずに回数を決めてその中で見極めるのが大事!
その3:苦手認識したナンバーをカウントアップで集中的に投げて強化
クリケットカウントアップをして「3回やった中で一番入りにくかったな」「このナンバーもしかしたらもう少しこの部分を意識したら入りやすいかもな」と感じたことを実践します。
カウントアップ8Rある中で、ブルではなく特定のナンバーをひたすら打つ!20なら20のシングルを集中!トリプルも集中!投げるときはアップで意識したいことを考えつつ客観的に見ています。
その4:「カウントアップで◯点以上」と目標を決めてプレイする
ある程度調子をつかんだら、ブルチャレンジ!スイカの場合「500点以上出す!を◯回以内に出す」など目標を持って投げています。だらだら投げるよりも目標を持って投げる方が1回のゲームを大切にできるからです。
その5:グルーピングが悪いときはビッグブルでさらに調整
「ブルに入らない」「ダーツがいろんな方向に飛んでいく」と感じた時はパーティーメニューにあるビックブルを使います。ブルとは言わず、まずは各ナンバーシングルエリアに入れられるようにグルーピングを調整します。
ブルを目掛けて投げるのですが、まずは内側に入れられるように意識して丁寧に投げる所から♪欲張らない!これが大事かなって思います。
スイカ
ブルの音をたくさん聞いてモチベーションも上げる!(笑)気分はプロ!(笑)
その6:トリプルがうまく入ったらシュートアウトにチャレンジ
トリプルがうまく入るときはシュートアウトにもチャレンジしています。1から20まで順番にトリプルを狙ってダーツを投げます。
シュートアウトは全部で8Rあるのですが、ラウンド数が大きくなるに連れて得点倍率が大きくなるゲーム。コツは1から20そしてブルまでを順番にトリプを狙って投げる!
ダーツ団体JAPAN(ジャパン)のプロ実技試験にも採用されているゲームで、実際WMプロダクションの運営メンバーも先日受けてきました。
トリプルの精度がアップすると、クリケットでも有利なので調子がいいときは「今の自分ってどうなのかな?」と思って気分転換にチェックしています^^
【那須陽平プロに聞きました!】ダーツのアップでよく使うゲームメニュー
アップで使うメニューはカウントアップとクリカンが主で、1501も使うことが多いですね。
僕の場合は基本的にカウントアップを10回ぐらいしてブルに飛ぶ感じが「いい感じ」になるくらいになるまでブル合わせています。
そこからクリケットナンバーを狙うためにクリカンして「今日は左にズレるなぁ」とか「下に垂れるなぁ」とか思ったらクリケットナンバーを狙う時はそのズレを意識!
ブルで合わせる時点で1bit 2bitズレようとあまり気にしません!(笑)狙った所に3bit以内に収まればいいかなぁって感じでブルは合わせます。
面積論上、ブルが7bitなので許容を10bitまでに100パーセント入れる力があれば、運否天賦でも面積比7/10で70%のブル率で入る計算だと思って、ブル中心から10bit以内に集まるように意識。
入る入らないは別に考えて、10bit以内に100%に近い感覚で収まることができると思えたら別のナンバーを狙いますね。
【僕のダーツ理論】さらに詳しくダーツのヒット率を語らせてください!
直径比で考えると厳密には49/100で半径3bit以内で50%弱収まる計算。つまりブル半径プラス3bitは自分の中ではOKライン!
ブル率と直径比でのブル率ってあまり関係ないように思うけれど、技術で1.2bitのズレを修正しようと思うのは非常に難しいことなんです。
それよりも狙った所が自分が許容したエリアに100%飛んでいると考えた方が精神衛生上いいかな?なんて考えていますね。
僕がダーツ初心者・中級者のころよくやっていたのが、ダーツの軌道修正に対する考え方改革!
「下に刺さったからもっと上を狙おう」「右に刺さったから左に投げてみよう」など、自分が意識して投げたときに外れた一投に対して微妙に投げ方を変えてしまいませんか?
でも、よく考えてみてください。その1本は自分の100%入る許容範囲なら、たまたまブルに入らなかっただけかもしれません。
極端な話、トリプルの内側に100%収めることが出来れば直径比4.3%はあると考えています!
ダーツ初心者のうちは半径をブルの倍14bitまでを合格ラインとしましょう。その中に100%入るように練習します。
(計算すると、【49/196=0.25】なのでブルの外7bitまでが合格ライン!100%合格ラインに入れる技術を持っている場合、25%でブルに入れることができると考えています!)
もし一投一投を調整しながら投げ方を変えると、せっかく100%で合格ラインに収まっていたダーツが、合格ラインに入らなくなってしまう可能性がありのです。
「まぁ、25%だし。1/4で入る計算&ブルの7bit内側だから入るだろう」とフォームを変えずに3本投げられるように考えれるようになるんじゃないかな?と思います。
スイカ
理論的に計算しつつもダーツを投げる那須プロ・・・さすが・・・。
ちなみに1bitズレの許容でパフォーマンス率100%の時、ブル率は76%。つまり、1bitズレだけでも1/4は外してしまうことになります!(大和久選手はブル率86%という事なので直径比でいうと√42×√42/49=0.857!もはやブルのスパイダーが許容範囲なのでしょう!しかし逆を言えば14%強外れてしまうことになります。)
まとめると、「合格ラインを広くもち100%のパフォーマンスを大会で出す力をつけて、刺さるようになったら合格ラインを狭める」を繰り返していけば、ブルに入らなくて精神衛生上よろしくない状態でも、ダーツの技術が上がってると思えるのかなと思います!
那須プロ
スイカ
(・・・。参りました。)
【まとめ】ダーツのアップは考えながら投げてみよう
ダーツを始めたばかりのころは、まずダーツを投げることに意識!「とりあえず投げることを意識してみよう」「ダーツボードに3本届けてみよう」これで十分いいのです。
うまくなりたい!と思ったら、ただ投げるだけでなく自分の投げ方を観察してみましょう^^
アップの仕方は人それぞれ。「これはよくてこれはダメ」なんてことは一切ありません。
今の自分のダーツで何が足りなくて、何を伸ばせるのか?を見つめなおすきっかけにもなります。ダーツ初心者さんで「アップで何をしたらいいのかいまいちわからない」なんて人は、1つでもいいので何か意識をして投げることからスタートしてみてはいかがでしょうか♪
ちょっと慣れたらWMカップのメニューもチャレンジしてみよう!!
スイカ
周りは周り!自分は自分!自分がベストだと思えるアップの仕方を問い入れてみてくださいね♪